国際線A320ビジネスクラスシートでプレミアムクラスを愉しむ

2020年2月29日
4年に1回しかないこの日に搭乗したのは、名古屋中部国際空港セントレアから成田空港までのフライトを、ANA492便、これをプレミアムクラスで利用しましたのでレポートしたいと思います。

最後に動画もありますので、そちらもよろしければご覧ください。

国際線A320機材とは

このフライトにアサインされている機体は、時刻表表記は「32P」となっております。

国際線A320ビジネスクラスシートでプレミアムクラスを愉しむ

通常はHPで、その表記をクリックすることによって座席配列などを確認できますが、このフライトはクリックができないようになっていました。

今はリンクが設定され見れるようになりました。

それはこのフライトが国際線仕様のA320がアサインされているからです。
ANAはA320を多く運用しておりますが、その中で国際線用と国内線用の機材を保有しております。

当時のA320は、

  • 短距離国際線用のA320neo(146名・32P)と、
  • 国内線機材はA320ceo(166名・32A)、
  • バニラエアから移管したA320(180名・32G)の3機種運用しておりました。

私の搭乗した2月29日は、32Aが羽田~岩国線を持って退役した日でもありました。

そして、今回搭乗したA320-214(JA215A)は、ビジネスクラス8名、エコノミークラス138名のシート配列です。

従いまして、このフライトでプレミアムクラスを利用するのは、国際線ビジネスクラスの座席の利用ができるということなんです。

広めのシートピッチや電動のシートパーソナルモニターなどもあるようなので、非常に楽しみなフライトです。

現在ではこちらの機材は、低燃費という特性も活かし、大型機が運航していたものの国内線の需要が少なくなってしまった路線の、中・大型機の代替として多く路線投入されています。

セントレアへ

セントレアから離陸するときの風景はとても美しいです。
特に早朝の太陽に照らし出されるセントレアは綺麗で美しく、日本の好きな機窓トップ3に入ります。

この景色を見たいのために冬の朝に東京方面に帰る時は、セントレアから成田もしくは羽田行きのフライトを利用するくらいです。

ちなみに、新大阪6時発の東京駅の新幹線に乗れば、なんとギリギリ成田行きのフライトに乗ることができます。

ただし、時刻表上では数十分単位で細かい時間の変更があります。
午前7:40より早い出発の時は厳しいので、前日名古屋まで来て宿泊するか、諦めて伊丹からの便を利用します。

そんな時は、乗り換えの時間に余裕を持たせるため、階段に近い車両に乗車することをお勧めします。
なので1号車の自由席は利用せず、中央に近い指定席を利用しましょう。
名古屋からは速達型の列車で向かいましょう。
ミュースカイ快速急行でないと乗り遅れてしまいます。

この日は、名古屋で宿泊しましたので、6時過ぎの列車で向かいました。

国際線A320ビジネスクラスシートでプレミアムクラスを愉しむ
国際線A320ビジネスクラスシートでプレミアムクラスを愉しむ

とはいえ、天気により、全く見えなかったり、新幹線や名鉄電車が遅れることを考えると、かなりリスキーですが、それを乗り越えてでもみたい景色がここにあるのです。

そんなフライトを利用するためにセントレアに向かいます。

時間は朝の7時前です。

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もう少しゆっくりのフライトであれば、ボーイング787の1号機が収められている、フライトオブドリームズなど見に行きたいのですが、さすがに朝早すぎるため早速ラウンジでゆっくりします。

セントレア エアライン ラウンジ

セントレア エアライン ラウンジを利用します。
ラウンジは共用ラウンジとなっており、日本航空と全日空のお客様が共用で利用します。

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6:00からの営業ですが、30分もするとお客さんがどんどん増えてきて、朝の出発の多い時間帯には、かなりの混雑具合となっておりました。

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ラウンジではおつまみソフトドリンク、アルコールはビール類の利用が可能です。

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セントレア エアラインラウンジ
6:00~最終便出発まで
第1ターミナル 3階 国内線出発制限エリア

<strong>セントレア エアラインラウンジ</strong>

6:00~最終便出発まで
第1ターミナル 3階 国内線出発制限エリア

プレミアムラウンジ セントレア

セントレアにはカードラウンジもありますが、こちらは出発の検査場前のエリアにあります。
搭乗直前までゆっくりできるというようなラウンジではありませんので注意が必要です。

ただ、こちらのカードラウンジのすばらしいところは、日本全国にある他のカードラウンジと違って、一杯ですがビールが無料で利用できます。

早朝ですので、ビールを飲んでいる方はおりません。
流石に朝から飲むことができる方は、少数派かもしれませんね。

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プレミアムラウンジ セントレア
7:00~20:45(年中無休)
第1ターミナル 3階 出発ロビー

ボーディング

搭乗ゲートまでやってきました。
ところが、意外と待っている方が少なかったです。

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これが、羽田空港ですと、搭乗開始の20分前ぐらいから人が並んでいて、5分前くらいになるとかなりの長蛇の列になります。
この日は、5分前なのに数名しかいらっしゃいませんでした。

本格的なコロナ渦に入る前の状況としては、だいぶ少なかったんではないかと思います。
搭乗開始直前になってパラパラと人が集まりだして、ダイヤモンド会員の方が並び始めます。

以前日本航空便で、同じく成田行きに搭乗したことがありました。
この時は優先搭乗だけで50人ぐらいお客様が先に進んでいき、東南アジア系の出稼ぎ労働者風の方が通過しようとした時はさすがに止めておりました。
トータルの搭乗者数が100に満たなかったことを考えると、ステータスとは関係なくどんどん入れてしまっていた可能性が高そうですね。
さすがに素直にまたされてたお客様の目が相当釣り上がっていたのが印象深いです。

ANA国際線A320に搭乗します。
A320とは言え国際線機材です。まだ導入されて1年ほどの機材と言うこともあり、非常に快適です。

シートピッチ

プレミアムクラス

国内専用に投入されたA321と上位クラスのシートは同じように見えますので、エアバス型の上位クラスシートは仕様としては同じかもしれません。
シートピッチは国内線の通常のプレミアム機材よりはやや広く感じるのですが、数値上は同じようです。

A320国際線   50インチ 
A321国内線   50インチ 
B737-700国際線  50インチ
 

国際線A320ビジネスクラスシートでプレミアムクラスを愉しむ

横幅も余裕があり、素材や弾力というか座り心地はボーイング737-700のプレミアムクラスシートと比べると座席のクオリティは雲泥の差です。

私が利用したB737は経年機が多くシートも劣化してきているのかもしれません。
そしてテーブルがとても広いです。

普通席

普通席は国内線用のA321とは明確な違いがあります。

写真は撮れませんでしたが、国内線機材はヘッドレストがありませんが、国際線機材は可変式のヘッドレストがついております。

A320国際線   31インチ  シートモニターあり
A321国内線   31〜32インチ  一部シートモニターあり
B737-700国際線  31インチ  シートモニターなし

スペック数字上は変わりませんが、ボーイング機はモニターがありませんので、エアバス機に乗れた方が、フライトを数倍楽しめるかと思います。

離陸準備が進みます。
セントレアから出発するフライトを利用するときは、決まって左側のシートを利用します。
東京成田方面に向かう時は、離陸した後に左側に富士山が見えます。

冬場に北向きに離陸する場合は、離陸滑走路に至るまでの移動で、左側に国際線機材を見ることもできます。
さらに離陸後の旋回で、伊勢湾に浮かぶ美しいセントレア、この壮大な姿をゆったりと眺めることができます。

それなので私は狙って左側の席を予約します。

慌ただしい朝のセントレアから出発

朝のこの出発の時間は、国内線の出発のピークの時間でもあります。

こちらは日本航空の国際線用の機材でもあるボーイング787です。
JALの成田行きのフライトも1ヵ月前に利用しました。
その際は長距離国際線で活躍するB787-8でした。
JALスカイスイート仕様の機材のアサインもあり、Jクラスの料金で利用できます。

国際線A320ビジネスクラスシートでプレミアムクラスを愉しむ

別の機会に投稿したいと思います。

このように成田との間に運行される国内線にアサインされる機材は、
国際線機材のアサインの確率が上がります。

国際線側のターミナルには早朝に到着した、主にアジアからの機体が多くあり、折り返しの準備のため羽を休めています。
午前中に出発すると、アジアの都市にはお昼過ぎぐらいから夕方に到着します。

この時は、まだルフトハンザのフライトも到着しておりませんでしたが、我々が出発した後に午前中到着して、そのまま折り返し、その日のうちにフランクフルトに到着するといったフライトもあります。

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ドリームリフターが飛来することも

空港敷地の南側には、「Boeing」と書かれた建物もあります。

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日本にはボーイングの航空機産業に大いなる貢献をしております。

特にB787型機やB777型機の翼や機体本体の部品の多くを製造しており、それを組立工場である、ワシントン州エバレット工場やノースカロライナ州チャールトン工場へ運ぶため、専用の運搬機であるドリームリフターがセントレアに飛来するのです。

6回くらいセントレアにはきておりますが、まだ一度も直接見たことがないので、ぜひここでみてみたいものです。

北に向かって離陸するときは左側の席ですと、ターミナルと反対側の向きになり、海しか見えませんけれども、離陸して機体が浮いてくると、一気に左旋回していきます。

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晴れていると、朝日に照らし出された、伊勢湾に浮かぶ美しいセントレアのシルエットが浮かび上がってきます。

晴れた時の画像がこちら

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ほんとに綺麗で美しいです。
日本の好きな機窓トップ3に入ります。

この景色を見たいのために冬の朝に東京方面に帰る時は、セントレアから成田もしくは羽田行きのフライトを利用するくらいです。
そのまま上昇を続け安定高度に入る頃には、浜名湖越しに富士山も見えてきます。

この日は残念でした。

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これが右側の席ですと、離陸時に名古屋市街を遠目に見た後、眼下に半田半島はチラッと見えます。
そのあとは太陽光に反射した、ギラギラに輝く海面と、直射日光だけです。
やっぱり左側座席が楽しめますね。

フライトごはん

フライトタイムは40分ほど。

あっという間に到着してしまいます。
実質サービスが受けられる時間は30分もないのではないでしょうか。

飛行時間が短いので、慌ただしく食事がスタートします。

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朝ごはんは軽めのメニューです。

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シンプルな味わいのスープと、サンドウィッチがついております。
朝なので少ないのかなと感じますが、私はしっかり朝からいただいてしまいました。

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食後にはお菓子もいただけました

シート周りチェック

モニターで利用できるメニューは、国際線として運用されている機材ですので、機内エンターテイメントの元々のスペックは高いです。

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・シートモニター

機内エンターテイメントは利用できず・・・。

シートポケットの情報を見ると映画や音楽も充実していますが、国内線運用時はこちらを利用することが残念ながらできません。

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ちなみに映画ではこの時は、「ワイルドスピード・スーパーコンボ」や「トイストーリー4」「チャーリーズエンジェル」などが視聴できるようです。

映像系コンテンツは厳しいですが、フライト情報は視聴できます。
パナソニック系のシステムで、フライトモードを切り替えられます。
ちなみにコックピットで見れるような、高度や速度などがモニターできるモードが私のお気に入りです。

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またこのフライトではWIFIも利用が不可でした。

・テーブル

テーブルは半分に折りたたんで利用できます、

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また、カクテルテーブルも格納されております。

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シート

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2列目にはシートポケットがありますが、1列目は前方の壁に機内誌やスリッパなど格納されています。
足元は広々しています。

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前方にはフックもあります。

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電動のスイッチ類はまとまっていて使いやすいです。

コントローラーもありエンターテイメント類もこちらで操作するようですが、画面のタッチで完了できるため、ほぼ使うことがないのかもしれません。
中央の肘掛けにシートモニターが格納されています。

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ユニバーサルタイプの電源とUSBポートも用意されています

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折りたたみタイプのフットレスト

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また客室とギャレーの間を仕切るこのスペースには、40センチくらいの幅でしょうか。
収納スペースが設置されています。

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ビジネスクラスのお客さんの上着などを預かって収納したりするスペースとなっているようですが、この辺りもしっかり国際線運用を意識しての構造に見えます。

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これがLCCの機材ですと、厚みのない1枚の壁が右側。
左側はそもそも壁がなく、思いっきり足の伸ばせる有料アップグレード用のシートになっていたりします。

こういうところでも、LCCとレガシーキャリアの機体の違いを見ることができます。

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到着

快適な旅行もあっという間1時間弱のフライトであっという間に成田にアプローチしていきます。

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冬に北風の運用で晴れていると、左側の景色からは富士山や神奈川や東京を見ながら、太平洋から千葉県のに入り、高度を下げていきます。
アプローチ最後着陸直前では、ターミナル越しに東京スカイツリーもカメラに収めることができます。

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この日は、南風運用でしたので、北総エリアをぐるっと回って北側からアプローチします。

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晴れていて北風運用ですと、左側の景色は着陸直前にスカイツリーなどカメラに収めることもできます。

今回はさすがに曇っている上に南風運用。
さらに第2滑走路の到着ですと、一番見どころとしては少ない着陸になってしまいました。

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またSQのA380またみたいですね。
早くコロナ禍が終息して、鬱憤を晴らすような活躍を見たいです。

国際線機材運用の、成田空港発着する便としては最短の路線の1つ、名古屋中部国際空港セントレアから成田空港路線のフライトでした。

座席仕様で見ると、国内戦仕様A321型とは、ビジネスクラス、プレミアムクラスの座席の使用は同じように見えます。

普通席(エコノミークラス)で比較すると、その仕様に違いが出てきますので、その差を感じたい場合は普通席を利用した方がいいかもしれません。

とは言え、プレミアムクラスのシートとしては、最上級のシートであることには変わりありません。プライベートモニターがありますし、シートのリクライニングの角度も座席の幅も広く感じます。

A320のプレミアムクラスを利用すると、他のプレミアムクラスのシート、特にボーイング737シートに当たってしまうと、A320の良さが際立つて、かなり物足りなさを感じてしまうかもしれません。

それぐらいの良さを感じました。

しかし、A320のプレミアムクラスのシートが一番かというと、まだダントツのトップがいますので、その時のレポートもまたアップしたいと思います。

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Youtube動画でフライト

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