空港のターミナルを出て、エアトレインからの風景。
この時はエアトレインで終点まで乗り、LIRRでペンステーションまで行きました。
JFKからマンハッタンに向かうルートは、別記事で紹介します。
ちなみに私は空港から市街地に向かうルートを決める要素は
- コスト
- 安全性
- 所要時間
- 面倒くささ(乗換回数や運行間隔)
の4つの要素をその地域と状況ごとに都度決めて、そのバランスでルートを決めています。
今回は、「ニューヨーク、お昼、早くご飯は食べたいけど急がない」という状況でした。
なので、
コスト60%、安全性20%、所要時間10%、面倒くささ10% のバランスでルート決定をすると、
今回のニューヨークJFKからマンハッタンまでは、タクシーは使わず、AirTrain→LIRRを選択したのでした。
AirTrainの好きなところは、ターミナルをぐるっと回るので、いろんなヒコーキが見えることです。
2008年なのでほぼどの機体も、一つ前の世代の塗装で懐かしいものばかりです。
こちらはここまで搭乗してきたANAのB777-300ER
搭乗時はわからなかったのですが、レジがJA778Aだったようです。
機体の内装もきれいで、個人モニターも新しく大きかったので、当たりなのかなと思っていましたが、
2007年1月の登録ということで、新しい機体に乗ることができました。
その当時、破竹の勢いで力をつけてきていたジェットブルー
ユナイテッド航空のB757-200。
実は今はもうこの光景を見ることはできなくなってしまいました。
ユナイテッド航空はコンチネンタル航空と合併後、ニューヨークの拠点として、お隣ニュージャージー州のニューアーク国際空港(EWR)に拠点を集約し、J.Fケネディ空港からは撤退してしまったのです。
歴代3世代の塗装を施した機体で、尾翼が地球の新しい塗装の際に、ウィングレットが付けられました。
UNITED p.s としてニューヨークとロサンゼルス、サンフランシスコをひたすら往復する機体でした。
ユナイテッド航空がJKF-LAX JFK-SFOの路線でこのような国際線サービスに準じるようなアッパーな路線に力を入れた結果、デルタ航空やアメリカン航空も同じように力を入れてきて、全体のサービスが上がったのは素敵なことだと思います。
ちなみにセントマーチンから帰りの便で、このp.s便のビジネスクラスに搭乗します。
まだこの当時はアメリカウエスト航空と統合した後で、なおかつスターアライアンスに加盟していた
USエアウェイズ。
こちらもその後アメリカン航空に合併吸収され、消滅してしまいました。
ひとまず所構わず写真を撮っていたようです。
写真をさーっと振り返るだけでも、
10年の時間が経つと何もかも変わってしまうんだなぁという印象を受けてしまいます。
今後10年間でさらに航空業界にとって、どんな変化や歴史の転換点があるか予想もつきませんが、
サービスについてはどんな新しいことの挑戦がされるのか、イノベーションが起こるのかを楽しみにしたいと思います。